絵本「ももたろうのやさしいおにたいじ」

「ももたろうのやさしいおにたいじ」という絵本の挿絵を描きました。

ご依頼はお話の著者の方から…
ではなく編集の方から。
「どうも著者の方がすがのさんのイラストのファンだそうで。」
と。


そんなこと言われちゃったら断れないじゃないですか〜 笑
ということで打ち合わせ(顔合わせ)に。


著者の方は小さいお子さんがいるとのことでしたし
僕自身、絵本の挿絵や幼児向けのお仕事もいくつかやっているので
「ところで僕の絵はどちらで初めてご覧になったんですか?」
と聞いてみたら
「今回のお話に合いそうなイラストを検索していたら…。」
とのこと。


あれ?検索???


ってことは
ファンではない?? (゚д゚)!!!


でも、数多いるイラストレーターの中から
僕の絵を見つけて選んでくれたこと自体とても光栄でしたので
正式に引き受けさせていただくことになりました。


ただ、著者の方が絵本は初めてとのことでしたので
ストーリーにも結構アイデアを出させていただいて
一緒に作り上げていきました。


絵本の主人公はもちろん、ももたろうと仲間たち。

タイトルと表紙のキャラクターを見れば
普通のももたろうと違うことは一目瞭然ですが
物語の始まりは普通のももたろうと同じです。
ところが川の上流から流れてきたのは
もも、れもん、いちご、めろん。

果物から生まれた子たちは

立派に成長し
街で鬼が悪さをしているという噂を聞き助けに行きます。

鬼の悪行に困っている街のみんなを助け
鬼ヶ島に向かいます。

鬼たちが襲いかかってくるのですが…。

このお話の良いところは
鬼をこらしめるのではなく
とっても平和な解決策を選ぶところなのです!

ぜひお子様たちにも読んで聞かせていただいて
どんなふうに思ったか色々とお話していただけたら嬉しいです。


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幻冬舎ルネッサンス新社

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